碇神社のイヌグス
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埼玉県春日部市粕壁東2丁目
「いかりじんじゃ」と読む。
埼玉県指定天然記念物(昭和30年11月1日指定)のイヌグスの木。
樹齢は推定625年といわれ、イヌグスのうちでは巨木に属する。
本来、南方系の植物で、本州南部から四国、九州、沖縄に自生する植物であるため、関東で生育することが珍しい。
イヌグスという名前は、クスに似ているがクスではなく、気質が劣っているところから、頭に犬の字をつけて呼んだものだという(このネーミングの理由なんか微妙、犬にも失礼ではない?)。
建築材や家具材など広く用いられる。
江戸時代、春日部市が粕壁宿だった頃、米麦の集散地として船運が盛んだった。イヌグスのあるこのあたりは下喜蔵河岸(しもきぞうかし)という船着場があり、古利根川を往来する帆掛船は、このイヌグスの木を河岸を探す目印にしていたという。
ここに祭られている祠を碇神社と呼ぶ慣わしも、そのようなところからきたといわれている。
天然記念物として指定されているイヌグスには、奥多摩梅沢のイヌグス、愛知県福田寺のイヌグス、岡山県真鍋大島のイヌグス、鳥取県琴浦町の大イヌグス、那智勝浦町のイヌグスなどがある。
無料
南方系の植物で関東で生育するのは珍しいと天然記念物に指定されているワリには整備されていない感じ。
あんまり手をかけるのもどうかとは思うが、天然記念物に指定されている他のイヌグスが大切にされているのを見るとちょっと・・・
長いこと、私達の役にたってくれたわりには気の毒な状況であった。
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