京都北白川 不動温泉
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3.9点
(19件)
京都府 京都市左京区 北白川地蔵谷町1-244
075-781-5480
京阪本線三条駅から京阪バス比叡山行きで20分、地蔵谷下車すぐ 名神高速京都東IC県道30号10Km
木曜日
9:30〜19:00(土日祝は〜20:00)
クチコミ
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by なおき 投稿日:2008年6月11日
先日行った北白川の「北白川天然ラジウム温泉」、その隣にあるのがこの温泉です。
先日は(自宅から近いので)ケチって自転車で行きましたが、山道で道幅が狭い割には大きな自動車がたくさん通って怖かったので、今回はケチらずにバスで行きました。
11時過ぎ、出町柳からバスに揺られて15分ほど「地蔵谷」というバス停で降ります。降りた途端に女の人がツツツッと寄ってきて「はい、こちらへどうぞ」と有無を言わさず案内してくれます。不動温泉の女将さんでした。隣の温泉に客を取られまいと、バスが着く時間にバス停で待っているようです。
11時半、女将さんに案内されて不動温泉へ。お隣の温泉に勝るとも劣らないくらいひなびた(笑)建物です。まず広間へ通されます。ここが休憩室。いくつか机が並んでいて、そのひとつが僕専用です。お茶と枕を持ってきてくれ、この温泉と入浴方法を説明してくれます。この温泉はお隣とは湯元が別だそうですが、それでも同じくラジウム含有量は西日本一だそうです。半身浴でゆっくりと入り、浴室に満ちているラドンをたっぷり吸い込むといいとのことです。
お昼前、1回目の入浴です。ここは設備は古いし決してきれいではありませんが、無料の貴重品ロッカーがあったりして使い勝手は良いです。そうそう、入湯料は1200円とお隣よりも安いです。さて浴場、かなり狭いです。カランが4つ。シャワーはひとつだけありました。天上が低く、湯気が充満しています。そして湯舟も狭いです。3人くらい入ったらいっぱいでしょう。お湯はそんなに熱くないですが、ラジウムの効能かすぐに火照ってきます。なので水を飲みつつ半身浴、というか脚だけ湯舟に突っ込んでいました。お湯は塩素消毒もしているようですが、塩素臭は全くありません。柔らかいお湯で気持ちいいです。僕の他に入っているのはオジサンひとりだけ。そのオジサンも途中で上がったので、ひとりのんびりとしていました。
小1時間で上がり、休憩室に戻って昼食を。ビールと天丼。味はなかなか。特別高くもありません。食べ終えると眠くなったので横になりました。今回は準備万全、タオルケット、ゆったりとした部屋着、蚊取りも持参しました。本など読みながらウトウトと。眠りかけたんですが、午後になると常連さんも何組か来たり、前の道(山中越)を通る車の音がけっこううるさくて、完全には眠れませんでした。
2時過ぎ、2度目の入浴です。今度も脚だけ湯につけてユルユルと。小1時間で上がりました。そして冷酒とだし巻き玉子でひと休み。ここはケイタイが圏外になるので使えません。ですから本を読んだりして過ごすしかないのですが、それもまたいい感じです。
4時過ぎに3度目の入浴。酒を呑んでかいた汗を流すくらいで軽く30分ほど。上がって休憩室でのんびりして、身支度を整えて5時過ぎに失礼しました。玄関を出たところに飲料用の泉水がありました。美味しい水でした。そして横には「不動院」がありますのでお参りして護摩木を納めました。
5時半のバスに乗り、あっという間に下界へ。ほんのさっきまで温泉にいたのがウソのような気分です。またゆっくりと湯治しに来たいです。 -

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by 湯の妻 投稿日:2008年5月4日
京都市内から比叡山へ登って行く途中にあります。なぜかこの場所だけ二軒の立ち寄り湯が並んでおります。一つはこざっぱりした綺麗な旅館で、もう一つがここなのですが、いきなりお不動様のほこらに上っていく階段があり左に行くとお不動様、途中から、右に行くと立ち寄り湯の施設がありますが、まぁ何とも言えない古い靴箱があります。この古い施設に似つかわしくない美人女将が案内してくださって、こちらの説明もしてくださり、お茶も持ってきてくださるサービスでした。
風呂は内湯のみです、ラジウム泉なので真水のような感じなのですが、塩素くさくないのがいいです。
ふだんスーパー銭湯がいいとおっしゃる方には、とても敷居が高いというか入るのに躊躇されるでしょうね。でも私共のような鄙びた温泉好きには たまらなくいいのです。
建物の外には温泉がわきでている井戸があり、飲み放題です。
その奥にはまた祠があり、あまりに神秘的というかその場に私は入ることができませんが・・・
ともかく マニア好みの秘湯です。 -

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by 湯けむり天使 投稿日:2008年4月29日
京都北白川の滋賀県へと抜ける山中越え途中にある温泉。似通った温泉が二軒並び、お隣の「北白川天然ラジウム温泉」とどちらにしようかと悩むところではありますが、同じ泉質のラジウム冷鉱泉であり、温泉利用方法も大差なければ古くて妖しい方がわたくしには似つかわしいと存じ、不動温泉にお邪魔した次第。
なにぶん北白川不動明院の境内から湧き出た霊験あらかたとも申すべきこの源泉、少なからず宗教がかっている感なきにしもありませんが、妖しの雰囲気は愛知県の永和温泉「みそぎの湯」よりは控えめで、怪湯とのカテゴリーには属さない類のものと申せましょう。
温泉というと大型ホテルの大浴場やスーパー銭湯しか縁のない方々にとりましては、玄関付近で踵を返したくなる雰囲気濃厚ではございますが、わたくしなどにとりましては不思議なデジャブに襲われるがごとき感覚に陥る施設、若い頃からこのようなものに惹かれたわたくしは、このあたりをうろうろしていた京都での学生時代にこの温泉の存在を知らなかったことが残念でなりませぬ。
玄関をくぐりますと、早速愛想の良い若女将に畳敷きの休憩処に案内され、お茶のサービスとともに温泉やその利用方法につき詳しい説明を受けるのでございます。案内された一つのテーブルを独占して使用することになり、希望するならば貸し出しの毛布や枕を利用して本格的昼寝も可能、何度温泉に入っても、何時間滞在しても料金は一定であることを考慮するならば、1,200円という価格は決して高いものではございますまい。即ち、銭湯替わり若しくはスーパー銭湯の利用形態を基準にここに参りますと、価格・雰囲気・設備等に不満が生じるのでございまして、終日携帯電話通話圏外の異次元空間へ、慌しい浮世から逃避して過ごすことに違和感を持たれない方々にとりましては、寧ろ1,200円は安いものと言わざるを得ません。ただ、休日にも携帯で仕事の話に余念がない、忙しい振りをするのが大好きな俗物には、携帯電話通話圏外というのは致命的でありましょうが・・・・
つまりここではのんびり長居をしてなんぼの世界であります。下手すれば「千と千尋の神隠し」状態とも言えるこの建造物が、いやが上にも逃避の雰囲気を醸し出してくれます。
風呂場は3、4人しか入れない規模の、家の風呂と大差ない小さなものでございます。小さな浴室に小さな浴槽、また、密閉されていることにも意味があり、美人若女将が説明してくれますように、ラジウム温泉ゆえに密閉状態の浴室内で深呼吸をすることにより、体内にラジウムを効果的に摂り入れることが可能なのでございます。
冷鉱泉ゆえ当然加温のうえ利用されており、循環の併用及び塩素消毒の記載がなされておりますが、不快な塩素臭は感知せず、無色無味無臭で白湯を沸かしたものと判別し辛いというのが正直な実感。ただ、源泉の冷鉱泉を好きなだけ浴槽に注入でき、飲用も可能ですので、浴用・飲用・吸入によるラジウムの効用を存分に享受できる温泉でございます。「天然ラジウム湧出元関西第一位」との表記の実感は、ラジウム泉の特質ゆえ判然とし難いのですが、源泉は良質のミネラルウオーターに近いものでありましょう。贅沢を申し上げますならば、源泉を水風呂替わりに利用できる浴槽が一つ欲しいものでございます。
短時間での慌しい利用はここでは明らかに不似合いである反面、一日のんびりと静かに過ごしたいとお考えの方々には好感度が高くなるものと思われます。又、この温泉の利用者は、常連客がかなりの部分を占めるものと推察され、わたくしの訪問時には二組のお客様がいらしただけで、平日の昼間からこんなところでゴロゴロしていられる身分若しくは職業と思しき方々でございました。わたくしも他人のことをとやかく言えた義理ではございませんが、それなりにわけありの方々に似つかわしい場所と言えなくもない。子連れや団体客、若い活動的カップルなどとは明らかにミスマッチでございます。スーパー銭湯を向日葵とするならば、ここは日陰に咲く隠花植物の類のものと申せましょう。
そもそも湯治場に妙な明るさなど不要、歴史の澱が溜まったような建造物と愛想の良い美人若女将、時間がゆっくり流れる京の異次元空間で、わたくしは癒されたのでございます。
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